東京で1433人 入院先見つからず死亡も
東京都内では13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1433人確認されました。
13日の都内の新たな感染者は10歳未満から90代までの1433人で、水曜日としては先週に次いで、2番目に多い人数です。わかっている感染経路別では「家庭内」が302人で最多でした。また、先日、8人の感染が確認されたシェアハウスでのカウントダウンパーティーで新たに6人の感染が判明しました。
また、自宅療養者2人を含む13人の死亡が報告されました。そのうち、80代の男性は自宅療養中の8日に容体が急変。入院先が見つからず、その間に症状が落ち着いたとして、自宅療養を続けましたが、11日朝に症状が悪化し、救急搬送先の病院で亡くなったということです。都の担当者は、「適切に入院できていればこういった事態を招かなかったかもしれない」とし、入院判断のフロー上、入院させるべき人でも自宅療養せざるを得ないケースが「現実的にあるのが事実」と認めました。
また、14日午前、小池都知事は記者団の問いかけに応じ、もう1人、別の女性も自宅療養中に亡くなっていたことを明らかにし、「このように亡くなる方が出ているのは厳しい状況だ」との認識を示しました。