緊急事態宣言の対象地域が１１の都府県に拡大されてから初めての週末、東海地方の各地では旅行客の姿も見られました。

１６日朝、名古屋駅ではスーツケースを持った旅行客の姿も見られました。

「きょう大阪に行きます。友だちの家に遊びに行きます」「（福井へ）旅行で２か月前から予約していたので」

携帯電話の位置情報の解析から１５日の人出を前日と比べると名古屋駅でプラス０．９ポイントなどと人出が大きく減っている状況とはなっていません。

独自の緊急警戒宣言が出されている三重・伊勢市では――

「九州の佐賀県から来ました。万全の防護をして（伊勢神宮を）参拝させていただきました」「（滋賀から）毎年来ているのでお参りしたいなと思い夫婦で来ました。不安はあったけれど、このまますぐ帰りますけれども」

宣言前とあまり変化はないように見えますが、地元の人は――

岩戸屋・牧戸福詞さん「愛知・岐阜にも（緊急事態宣言が）出され、それに輪をかけたように（客が減り）がっくりきてます」