発明王エジソンが日本人の発明家に宛てた手紙みつかる 滋賀・東近江市
アメリカの発明王・エジソンが、日本人の発明家に宛てた100年前の手紙が、滋賀県東近江市で見つかりました。
手紙はエジソンの75歳の誕生日から5日後の1922年2月16日付で、東近江市の発明家・堀井新治郎さんに送られたものです。
手紙には「誕生日を覚えていてくれてとてもうれしい」「お祝いの言葉とお気持ちをありがとう」と英語で書かれていて、「トーマス・A・エジソン」とそえられています。堀井さんはエジソンが発明した印刷機の原理をもとに、簡易印刷機「ガリ版」を開発していました。
堀井家は現在、市の「ガリ版伝承館」となっていて、職員が蔵から手紙を発見、親交を示す資料が見つかるのは初めてです。
手紙は、来月2日から一般公開されます。