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十分な雪…冬の風物詩「氷室の仕込み」金沢

2021年1月31日 12:29
十分な雪…冬の風物詩「氷室の仕込み」金沢

石川県金沢市の冬の風物詩のひとつ、「氷室の仕込み」が行われ、地元の関係者が氷室小屋の中に雪を運び入れました。

この「氷室の仕込み」はかつて加賀藩が冬に雪を貯蔵し、夏に江戸の将軍家へ贈った風習にちなんで地元の観光協会が毎年行っています。

去年は雪不足で初めてこの小屋での仕込みができませんでしたが、今年は十分な雪があり、予定した日程での開催に。しかし、新型コロナウイルスの感染防止のため、一般の見物客の参加は中止とし、関係者のみで深さ2.5メートルの小屋の中へ雪を運び入れていきました。

この氷室小屋に貯蔵された雪は6月末に取り出され、石川県庁や金沢市の友好都市などに届けられます。