組織委員会 ボランティアに謝罪メール送る
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言問題を受け、組織委員会が大会ボランティアに対し、謝罪のメールを送っていたことがわかりました。
森会長の発言をめぐっては「森会長のような考え方を賛同することになるので続けられない」などとして、大会ボランティアを辞退する人も出ていました。
こうした事態を受け、組織委員会は5日から6日にかけて、国内外のボランティア8万人に対し、「不適切な内容の発言があった」「不愉快な思いをされた皆様にも、深くおわび申し上げます」と謝罪のメールを送ったということです。
さらに、「あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、認められる社会を実現することを目指す」「一緒に大会を成功させたい」などと、参加を呼びかけました。
組織委員会によりますと、一度、辞退してしまうと、再度ボランティアとして活動はできないということです。