育児をしながら自宅療養 30代主婦
新型コロナウイルスに感染した人の体験を聞く「#感染したから伝えたい」。
今回は、生後7か月の赤ちゃんを育てながら、自宅療養をしていた主婦です。
感染した専業主婦(30代)
「対策は気をつけていたのですが、それでもかかってしまったので、『ここまで感染力が強いんだな』と驚きました」
先月、感染が判明した専業主婦の女性。感染経路は不明でした。両親、夫、生後7か月の赤ちゃんの5人で暮らす自宅で療養することに。
「幸いなことに個室の数に余裕があって、お手洗いは2つあったので、そこは分けさせてもらって、必ずお風呂は家族の一番最後に入るなどしていました」
マスクや手袋など、家族全員が自宅でもつけていたといいます。しかし――。
「私の療養が終わって、家族も健康観察期間が終わるとなったときに、両親2人とも『どうも風邪っぽい、おかしいってな』って。PCR検査を受けて、私の両親は陽性になってしまったのです」
対策を徹底していましたが、感染を防げませんでした。
思い当たるのは。
「私が子供を育てる上で、完全母乳なんですね。まだ乳児なので、どうしても食事をさせてあげないといけない。おむつ替えや入浴といった身の回りのことは、ほかの家族にやってもらって、ただ(母乳を)飲ませるときだけ、連れてきてもらう…という生活をしていました」
赤ちゃんの世話をする際に、接点が生まれてしまったといいます。
感染したから伝えたいこと。
「子供の世話をしなければいけなかったというところもあって、家族にうつってしまったので、本当に(隔離は)難しいことだったなと思う。皆さんも気をつけて消毒はされてると思うんですけれど、本当にこまめに掃除・消毒をしていくのがポイントかなと。自分で思っている以上に、やったほうがよかったなって思いました」
【#感染したから伝えたい 経験談募集】新型コロナ「陽性」を経験された方へ・こんな経路で感染した・若い世代でもこんな「後遺症」が緊急事態宣言が出た今だからこそ「#感染したから伝えたい」で投稿を。感染を広げないため大切な人を守るため、みなさんの体験談を『news zero』で紹介させてください。