１３日の夜に最大震度６強を観測した福島県では、大雨に警戒が必要です。

最大震度６強の揺れを観測した、福島県相馬市にある興仁寺では、１３日の地震で拝殿の屋根が落ちてしまいました。大雨に備え、ブルーシートがかけられています。午前１１時３０分の時点で、福島県内の中通りと浜通りには、すでに暴風警報が出されていて、市民も不安を募らせています。

相馬市の防災備蓄倉庫では、大雨に備え、地震で被害を受けた市民に、ブルーシートの配布が始まりました。ブルーシートの配布は、午前９時から始まりましたが、用意した１５００枚は、わずか１時間でなくなりました。

相馬市民「ちょっと瓦に隙間ができて（ブルーシートを）もらいに来ました。雨漏りがすると困るので、ちょっと心配」

相馬市では、高速道路で、大規模な土砂崩れも起きていて、復旧作業が行われています。福島県内では、いたる所で地盤が緩んでいて、これから二次災害に警戒が必要です。