東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の後任人事の選考についてＪＯＣ（＝日本オリンピック委員会）の山下会長は、「女性が男性と同じように働きやすくするために何ができるかを考えていかないと」と述べました。

関係者によると、組織委員会は「候補者検討委員会」を設置し、早ければ今週にも新たな会長を決めたいとしています。

組織委員会の理事を務めるＪＯＣの山下会長は１５日朝、取材に対し検討委員会についてはノーコメントとしたうえで、「これを機に、性差別を含め色んな差別がなくなっていかないといけない」と述べました。

会長候補には多くの女性の名前があがっていますが、山下会長は、「登用するだけではなく、女性が男性と同じように働きやすくするために何ができるかを考えていかないといけない」としています。