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森会長後任 橋本大臣に一本化の理由は?

2021年2月17日 18:03
森会長後任 橋本大臣に一本化の理由は?

橋本大臣に候補を一本化させたその理由について最新情報を伝えてもらいます。

橋本大臣は午後5時過ぎに国会を出た後、行方はわかっていません。これから組織委員会が、会長就任の要請を行うものとみられます。

橋本大臣に一本化された理由について、組織委員会の幹部は、「やはり女性ということが大きい。IOCからも女性の会長を求める声があったし、アスリートとしての経歴もトップクラス。現職の国会議員で、政治的中立という問題があるが、1番ふさわしい人だった」と述べています。

橋本大臣はこれまでの国会答弁や会見などで後任の会長就任の打診があったかと問われると「全くない」などと答え、周囲にも「荷が重い」などと慎重な姿勢を示していました。ただ、自民党の幹部は「本当はやりたいと思うよ」「やるしかないでしょう」などと話しています。

組織委員会は、18日、3回目の候補者検討委員会を行うと発表しましたが、橋本大臣が引き受けていれば、その結果の報告の会議になるということです。

組織委員会は18日、理事会を開く準備を進めていて、橋本大臣が引き受ければ、承認を得た上で新しい会長が正式に決まる見通しです。

一方、橋本大臣が新会長になれば、オリンピック・パラリンピック担当大臣の後任を決める必要が出てきますが、その後任について、自民党の幹部からは2016年からオリパラ大臣をつとめた丸川珠代議員の名前があがっています。