元気にお乳を…“地震直後”に生まれた子牛
宮城県にある牛舎で13日夜、子牛が生まれました。実は、出産中に震度5弱の地震が発生していたのです。
宮城県大崎市にある牛舎で元気にお乳を飲んでいる子牛。生まれたのは先週13日の夜です。
13日午後11時ごろ、牛舎の様子を映した映像。画面中央には寝そべる乳牛。実は、出産中だったのです。そこに、あの地震が―。
この牛舎がある地域は、震度5弱を観測。激しい揺れに危険を感じたのか、大きなおなかのまま立ち上がります。
中居林柊さん「そのときはもうお産が始まっていて、子牛の前脚が出てきている状態だった。みんな立ち上がって、何が起きたんだろうみたいな感じで、きょろきょろしておびえていた」
その数分後。子牛の頭がみえてきました。
中居林美紀さん「地震の中のお産は初めてで、親牛も心配でしたけど子牛も大丈夫かなと、すごく心配でした」
そして…地震発生から27分後、無事出産。
中居林美紀さん「すごく元気に生まれてきて、ちゃんと鳴いてくれたので安心した」
2月13日に生まれたこの子牛。語呂合わせで「ふーみん」と名付けられました。