去年の全国交通事故件数 過去最少に
去年の全国の交通事故件数が過去最少となったことが、警察庁のまとめでわかりました。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響とみられ、ほぼ全ての月で交通量の減少がみられました。
警察庁によりますと、去年の全国の交通事故件数は30万9178件で、おととしより7万2000件あまり減少し、統計を取り始めた1966年以降、過去最少となりました。
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響とみられ、月別の一般道の交通量も、8月をのぞく全ての月でおととしよりも減少したということです。
一方、信号無視など自転車による悪質な違反の摘発件数は2万5465件と増加傾向が続いています。また、自転車関連の死亡事故では、およそ8割で自転車側に何らかの違反行為が確認されたということです。