都内夜の繁華街人出 先週に比べ増加傾向
全国的に新型コロナウイルスの感染者数の高止まりが続く中、東京都内の夜の繁華街の人出は、先週に比べて増加傾向にあることが分かりました。
11日は全国の感染者が2797人と過去3番目に多く、東京都内でも過去2番目に多い595人と依然、高止まりの状況が続いています。政府が呼びかけている「勝負の3週間」、最後の週末を迎えた東京・銀座では、様々な声が聞かれました。
銀座を訪れた人「怖いとは思うんですけど、(感染した人が)全然身近にいなくて、あまり実感わかない」「(感染拡大を)なんとかしないと。でも自粛は嫌じゃないですか。難しい」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、11日夜の繁華街の人出は先週と比べて、都内では渋谷のセンター街で17.0%増えたのをはじめ、ほとんどの場所で増加しました。全国では、大阪・キタで16.1%増加する一方、北海道・すすきのでは6.8%減少しました。