児童生徒約1500人分の指導要録を紛失、他の文書に紛れて廃棄か 兵庫・西宮市の小中学校
兵庫県西宮市の小中学校で、児童生徒およそ1500人分の指導要録を紛失していたことがわかりました。
紛失していたのは西宮市立の小中学校、合わせて6校のおよそ1500人分の指導要録で、2003年度から2010年度までの一部の書類です。
市によりますと、市内の小学校で夏休み期間中に書類整理を行った際に紛失が発覚し、市の教育委員会が、ほかの学校にも調査を指示したところ、5つの小中学校でも紛失が判明しました。
指導要録には児童・生徒の生年月日や入学と卒業の時期のほか、保護者の名前などが記入されていて、一定期間の保存が義務付けられています。
ただ、6校とも他の文書に紛れて誤って廃棄した可能性が高いということで、西宮市は個人情報の外部流出の可能性は低いとしています。