東京で327人感染確認「減少幅小さく…」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長されている東京都内では、新たに327人の感染が確認されました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの327人です。重症者は前日から2人減って82人でした。
直近7日間の新規感染者の平均は355.7人で、先週土曜日の388.3人よりは少ないものの、都の担当者は「減少幅が小さくなっている。新規感染者数は、夏のピーク時と同じ水準だ」と話しました。そして「晴れて気温が上がると外出する機会が増えるため、引き続き、我慢と感染対策をお願いしたい」と述べました。
一方、新たに50代から90代までの男女27人の死亡も確認されました。このうち、50代の女性は、無症状で自宅療養中に容体が急変し、搬送後、亡くなりました。持病があったかは調査中です。また、亡くなった人のうち5人は、感染が相次いでいる同じ特別養護老人ホームの入所者でした。
NNNのまとめでは、全国で新たに1234人の感染、78人の死亡が確認されました。また、19日時点の重症者は526人で、前日より21人減りました。