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4回目“接種券”送付、対象外の人にも…厚労省が自治体に通知

2022年5月12日 19:37
4回目“接種券”送付、対象外の人にも…厚労省が自治体に通知

新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、厚生労働省は、対象である基礎疾患のある人の選別が難しい場合、自治体の判断で、3回目接種が完了した全員に接種券を送付できると自治体に通知しました。

新型コロナワクチンの4回目接種は重症化の予防を目的としていることから、対象を60歳以上の人や、18歳以上で基礎疾患がある人などに限定しています。

しかし、基礎疾患の有無については個別に把握できていない自治体もあり、接種券の送付先を選ぶのが難しいといった意見が出ていました。これをうけて厚労省は10日、4回目接種の接種券については、接種の対象でない人も含め、3回目接種を完了した全員に送付できると全国の自治体に通知しました。

ただし、4回目接種の対象者について誤解がないよう、18歳以上60歳未満の人は、基礎疾患などがある場合のみ対象であることがわかりやすく示された文書などを一緒に送り、周知することなどを求めています。