東北新幹線 地震の被害が約940か所に
JR東日本は、地震の影響による東北新幹線の被害が約940か所に上ると発表しました。
東北新幹線は今月13日に発生した地震の影響で電柱が倒れるなどして一部区間で運転を見合わせ、24日に全線で運転を再開しました。
JR東日本によりますと、東北新幹線の被害は一ノ関駅から新白河駅までの間で約940か所に上っていて、電柱が折れたのが20本、電柱がひび割れたり傾斜したりするなどの被害が約40本あったということです。また、架線の断線は6本、架線の金具が損傷するなどの被害は約550か所で、柱が損傷するなど高架橋の被害は約70か所ありました。
東北新幹線は全線再開した現在も、仮復旧の場所を通る際に一部区間で速度を落として運転していて、JR東日本は、通常ダイヤに戻るまで1か月程度かかるとしています。