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【天気】各地で雨 多雪地帯は融雪災害注意

2021年3月4日 18:06
【天気】各地で雨 多雪地帯は融雪災害注意

【全国の4日の天気】
移動性の高気圧は日本の東へ抜けましたが、それでも東日本や北日本は晴れたところが多くなりました。一方、東シナ海にある低気圧の影響で、西日本は時間とともに雲が厚くなっており、九州を中心に、所々で雨が降り出しています。

また全国的に南風が吹いて、3日より気温が高く、北日本や日本海側を中心に、6℃以上高くなったところも多くなりました。多くのところで3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなっています。

4日の最高気温(前日差)*15時まで
札幌3.8℃(+6 3月中旬)
青森6.1℃(+3 3月中旬)
仙台9.7℃(+3 3月中旬)
新潟14.9℃(+10 4月上旬)
東京都心15.0℃(+3 3月下旬)
名古屋15.4℃(+2 3月下旬)
大阪17.4℃(+6 4月上旬)
広島14.1℃(+2 3月中旬)
高知15.3℃(-1 平年並み)
福岡17.8℃(+5 4月上旬)

【関東の4日の天気】
青空が広がり、3月らしい春の暖かさとなりました。朝は北部や内陸部で氷点下まで下がるなど、冷え込んだところも多くなりましたが、日中は南風とともに気温が上がり、3月中旬から下旬並みの陽気となりました。

4日の最高気温(前日差)*15時まで
東京都心15.0℃(+3 3月下旬)
横浜13.8℃(+2 3月中旬)
千葉13.7℃(+2 3月中旬)
熊谷13.7℃(+2 3月中旬)
前橋12.2℃(+1 平年並み)
宇都宮13.2℃(+3 3月中旬)
水戸12.7℃(+3 3月中旬)

【全国の5日の天気】
ポイント:西日本は激しい雨も 東日本は太平洋側ほど雨 北日本には寒冷前線が接近 
全国的に気温は高く、多雪地帯では融雪災害に注意

東シナ海にある低気圧が東進し、5日朝、九州南部付近を通過したあと、四国沖に進む見込みです。この低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むほか、上空にある寒気の影響もあり、雨雲が発達するでしょう。

九州や四国では雷を伴って、激しい雨の降るところがあり、落雷や突風などにも注意が必要です。また、東海も雨が降りやすく、関東も午後は南部を中心に雨となりそうです。

一方、北日本は晴れ間が広がりますが、北から南下する寒冷前線の影響で、夜は所々で雨が降るでしょう。全国的に気温は高めで、特に南風の強まる北日本や北陸では日中にかけて大きく気温が上昇し、4月並みの暖かさとなりそうです。

多雪地帯では、急速に雪解けが進むため、融雪による低い土地の浸水や道路の冠水、土砂災害、積雪の多い傾斜地でのなだれなどに注意が必要です。

5日の予想最低気温(前日差)
札幌3℃(+10 4月中旬)
青森6℃(+11 4月下旬)
仙台3℃(+4 3月下旬)
新潟4℃(+5 3月下旬)
東京都心6℃(+4 3月下旬)
名古屋9℃(+2 4月中旬)
大阪11℃(+7 4月中旬)
広島10℃(+7 4月中旬)
高知12℃(+6 4月下旬)
福岡11℃(+5 4月中旬)

5日の予想最高気温(前日差)
札幌12℃(+8 4月中旬)
青森14℃(+8 4月中旬)
仙台14℃(+4 4月上旬)
新潟16℃(+1 4月中旬)
東京都心15℃(±0 3月下旬)
名古屋14℃(-1 3月中旬)
大阪13℃(-4 3月中旬)
広島16℃(+1 3月下旬)
高知18℃(+2 3月下旬)
福岡17℃(-1 4月上旬)

【関東の5日の天気】
ポイント:午後は南部を中心に雨
雨が降っても気温は高め

西から近づく低気圧の影響で、天気は下り坂に向かうでしょう。朝から曇り空で、昼頃から夜にかけては南部を中心に雨となりそうです。雨が降ってもそれほど気温は低くなく、日中は15℃位まで上がる予想で、冷たい雨ではなく、春の雨となりそうです。

5日の予想最低気温(前日差)
東京都心6℃(+4 3月下旬)
横浜7℃(+3 3月下旬)
千葉7℃(+3 3月下旬)
熊谷6℃(+5 4月上旬)
前橋6℃(+5 4月上旬)
宇都宮4℃(+3 4月上旬)
水戸3℃(+4 3月下旬)

5日の予想最高気温(前日差)
東京都心15℃(±0 3月下旬)
横浜15℃(+1 3月下旬)
千葉16℃(+2 4月上旬)
熊谷14℃(±0 3月中旬)
前橋14℃(+2 3月下旬)
宇都宮15℃(+2 3月下旬)
水戸15℃(+2 4月上旬)

■1か月予報と桜
気象庁から最新の1か月予報が発表されました。これによると向こう1か月間の気温も全国的に平年より高く、暖かな3月となる予想です。

さらに関東から九州にかけては、高温に関する早期天候情報が出されており、3月中旬は平年よりかなり気温が高くなる可能性があります。引き続き、多雪地帯では、雪解けが急速に進む可能性があるため、なだれや融雪に伴う災害には十分な注意が必要です。

高温の影響で、関東から九州にかけての桜は記録的に早く咲く可能性があります。関東や九州などを中心に、再来週には続々と開花の便りが届きそうです。