苦境の“四国霊場”支援 日本酒セット販売
コロナ禍で苦境に立たされている四国の八十八ヶ所霊場と酒蔵メーカーを支援しようと、霊場をデザインしたラベルの日本酒セットが販売されることになりました。
3月3日から予約が始まった四国内の酒蔵自慢の日本酒に四国霊場の札所にちなんだラベルがつけられた88銘柄の日本酒のセット。
四国遍路の世界遺産登録を目指すプロジェクト第1弾となるこの取り組みには、四国4県の50の酒蔵が参加。このうち香川県の西野金陵では5銘柄を販売します。
西野金陵・西野寛明代表取締役社長「(新型コロナで)かつてないほど売り上げが下がっている状況です。ちょっとでも酒蔵が元気になってその元気を全国のみなさんに伝えられたら」
また、巡礼者の減少した四国霊場の支援のため、売り上げの一部が四国八十八ヶ所霊場会などへ寄付されます。
四国八十八ヶ所霊場会・十河瑞澄さん「遍路道が修繕されたりとかさまざまな広報活動に使われたりとか、お寺・道の調査に使われたりとかにつながっていきますので非常にありがたい」
日本酒は1000セット限定で、インターネットの特設サイトで予約できます。