変異株 空港検疫74人確認で国内345人
厚生労働省は10日夕方、新型コロナウイルスの変異株への感染が確認された人が、全国でこれまでに271人に上っていると発表しました。大阪府では新たに50人が確認されています。
厚労省の発表によりますと、国立感染症研究所などが詳細に解析した結果、9日時点での変異株の感染者は21の都府県で271人に上るということです。
このうち大阪府では、新たに50人の変異株が確認されていて、これまでの合計が62人となり、全国で最も多くなっています。また、広島県では、新たに変異株への感染が7人確認されています。
国内で確認されている変異株は、イギリス型が現時点では全体のおよそ96%と圧倒的に多く、残り4%を南アフリカ型、ブラジル型の順に占めている状況です。
この他に空港検疫でも74人の変異株感染が確認されているため、国内での総数は345人に上ります。