墨田区 飲食店の無症状者対象にPCR検査
東京・墨田区は、新型コロナウイルスの隠れたクラスターを積極的に見つけ出すため、東京有数の歓楽街・錦糸町の飲食店従業員などで、症状のない人を対象にPCR検査を始めました。
墨田区は、バーやキャバレーを含む錦糸町全ての飲食店およそ1400店舗に呼びかけ、希望したおよそ150店舗から無症状の一部の従業員の唾液の検体を回収し、PCR検査を実施します。期間は15日から22日までで、23区初の試みということです。
墨田区保健所・西塚所長「まだ収束しない中での(緊急事態宣言の)解除となれば、今後、リバウンドや再拡大にもなりかねない。防ぐために、歓楽街の飲食店に協力もらって無症状者の検査を行っていくことが大事」
検査数と陽性者数などは、来週半ばにホームページで公開されます。また、陽性者が確認された場合は、その店舗の従業員全員のPCR検査を行い、感染拡大防止につとめるとしています。