旧「ビッグモーター川崎店」の当時の男性店長が、店の前の街路樹を切断した罪に問われている裁判で、横浜地裁は罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。

ビッグモーター川崎店の元店長の男性は2022年、部下の従業員に指示し、店の前に植えられていたツツジ6本を切断した器物損壊の罪に問われています。

9日の判決で横浜地裁は、元店長は本部の社員から指示を受け、従業員に指示し切断させたと認定したうえで、指示に背いて降格などの処分を受けることを懸念したという動機について、「自己保身的で身勝手と言わざるを得ない」と指摘しました。

また、ツツジを切断した行為については、「公共財産を損壊するという大胆かつ反規範的なもの」だとして、元店長に求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。