神宮外苑の再開発 樹木の伐採124本減らす見直し案
東京の明治神宮外苑の再開発をめぐり、三井不動産は9日、伐採する樹木の本数を120本あまり減らすなどの見直し案を発表しました。
樹木の伐採に対しては、周辺住民などから反対する声があがっていて、東京都は、事業者側に樹木保全の見直し案を提出するよう求めていました。
これをうけ事業者代表の三井不動産は9日、伐採本数を当初の743本から124本減らし、新たに植える木は261本増やすとする案を公表しました。また、新設する野球場の位置をずらして4列のイチョウ並木との距離をおよそ10メートル拡大することで、より良い生育環境を確保するとしています。