厚生労働省の職員２３人が、緊急事態宣言解除３日後の２４日、深夜近くまで銀座の居酒屋で宴会をしていたことがわかりました。

厚労省によりますと、高齢者政策を担当する老健局の職員２３人が、緊急事態宣言が解除された３日後の２４日、東京・銀座の居酒屋で、午後９時までの時短営業が要請される中、午後７時１５分から午後１１時５０分まで送別会を行ったということです。

課長を含めたある課の３分の２の職員らが参加し、マスクをつけず飲食をしたということです。

政府は、感染防止のため、大人数の飲食を控えるよう呼びかけていて、厚労省の担当者は「感染対策を呼びかけている趣旨に反していて、大変申し訳なく思っている。再発防止を指示し徹底する」と話しています。

３０日、田村厚労相が、定例会見で説明する予定です。