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深夜送別会“午後11時まで営業の店”予約

2021年3月30日 11:44
深夜送別会“午後11時まで営業の店”予約

先週、厚生労働省の職員23人が、深夜0時近くまで東京・銀座の飲食店で送別会をしていた問題で、田村厚生労働相は、「国民の信用を裏切る形になってしまった」などと述べ、謝罪しました。

田村厚労相「日頃いろんな形で生活の制約をお願いをさせていただいている省でありながら、国民の皆さま方の信用を裏切る、そのような形になったわけでありまして、私からも深くおわび申し上げます。本当に申し訳ありません」

この問題は、緊急事態宣言解除3日後の24日、都内では午後9時までの時短営業が要請されている中厚労省老健局の職員23人が、銀座の居酒屋で、午前0時近くまで送別会を行っていたものです。田村厚労相は30日朝の会見で、「国民に対して、大人数での会食を控えるよう求めている中、23人は論外。常識的に考えられない」と述べ、謝罪しました。

また、送別会には、課長を含め、課の職員の3分の2が参加していましたが、国会での野党の質問に対して、老健局長が、職員らが午後11時まで営業している店を探して予約したことを明らかにしました。

厚労省は職員から聞き取りを行った上で、今月中に処分をくだすことにしています。