田村厚労相 自治体に“ワクチン接種”指示
新型コロナウイルスのワクチンの接種が、いよいよ17日に始まるのを前に、田村厚労相は、接種を行うよう自治体に指示しました。
田村厚労相「速やかに接種開始の指示を自治体に出す。明日から、まずは医療従事者に先行接種が始まります」
田村厚労相は、16歳以上を対象に、新型コロナのワクチンの臨時接種を実施するよう、16日、市区町村に指示しました。まずは、17日から順次、国立病院機構などの100か所の医療機関で、医療従事者への先行接種が始まり、その後、高齢者、そして基礎疾患がある人などに接種する予定です。
一方、ワクチンの副反応については、接種した部位の痛みやだるさなどが分かっていますが、田村厚労相は、「ほとんどの予防接種には、いろいろな副反応がある」とした上で、今回のワクチンも「軽度や中等度の反応は、一定程度ある」と述べ、副反応情報をしっかり国民に伝えていくとしました。