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石川県で震度6弱…骨折など5人けが 建物への被害も

2022年6月20日 0:50
石川県で震度6弱…骨折など5人けが 建物への被害も

石川県珠洲市で最大震度6弱を観測する地震がありました。市内では、建物への被害のほか、手首を骨折するなど5人のけが人が出ています。

気象庁によりますと、19日午後3時8分頃、石川県珠洲市で最大震度6弱を観測する地震がありました。珠洲市の対策本部によりますと、この地震で手首の骨折や切り傷などのけが人も確認されているということです。

また、市内各地で建物のガラスが割れたり、道路に亀裂が入ったりするなど、被害が出ています。珠洲市の観光名所・見附島では、岩肌の一部が崩落。複数の神社で鳥居の一部が倒壊するなどの被害も確認されています。

春日神社・葛原秀史宮司「もう、あぜんとした。(灯籠とか)傾いて、ちょっとずれたとか入れたら全部かな」

珠洲市では、去年9月にも震度5弱の地震が発生するなど、能登を震源とする群発地震が1年以上続き、住民に不安が広がっています。

陶器店の店主「また余震が来ると、今まで大丈夫だったものも、どうなるかわからないので、ちょっとそれが怖いです」

珠洲の住民「地震、最近あるわ。恐ろしいわ、やっぱり。きょうは強烈やったわ」

能登地方では、今年に入って震度1以上の地震は、去年1年間の発生数をすでに上回っています。