京都の観光地から「生命線が絶たれる」の声
緊急事態宣言の発出を要請した京都府の観光地から、「人の流れが止まると生命線が絶たれる」といった厳しい声が聞かれました。
京都府は、21日の新型コロナの感染者数が128人と2度目の宣言解除後、最多となっていて、大阪、兵庫が足並みをそろえたこともあり、緊急事態宣言の発出の要請に踏み切りました。
京都に通勤している人「京都に来られても、人が集まるとどうしても感染が拡大すると思うので自粛してほしい」
京都府の西脇知事は、緊急事態宣言の期間は少なくともゴールデンウイーク明けまで必要としています。嵐山商店街の会長は、観光に関連する様々な業種も対象に含んだ上で、補償の制度を整えてほしいと訴えました。
嵐山商店街・細川政裕会長「人の流れを止められると、観光地は死活問題になる。来てくれたお客さんが多ければ多いほど、商業活動が活発になるという特性があるので、人の流動を止められるということは生命線が絶たれるということになる」