国土交通省などは、羽田空港で航空機が炎上し多数の負傷者が出た事故を想定した対処訓練を行いました。

26日、羽田空港では航空機が油圧系統のトラブルで着陸に失敗して機体が炎上、多数の負傷者が出たという想定で訓練が行われました。

訓練には、国土交通省や東京消防庁、航空会社など96機関約700人が参加、機体の消火のほか、乗客・乗員79人を救助して負傷者の治療の優先順位をつけるトリアージを行って、病院に搬送する流れを確認しました。

東京空港事務所の松岡空港長は「いつ起こるかわからない事故に対し、関係機関が常に連携ができるように備えていきたい」としています。