競馬レース中に“逆走馬” あわや正面衝突
5日、千葉県船橋市の競馬場であわや大事故になりかねない瞬間が――。
馬たちが最後のカーブを曲がり、レースは最終盤。しかし、ここで先頭争いをしていた3頭のうち1頭が出遅れます。すると次の瞬間!なんと、1頭の馬が逆走してきたのです。
実は、先頭争いから脱落していた馬の騎手は、前から逆走してきた馬に気づき、減速して進路を変えていたのです。
しかし、なぜ逆走馬がいたのでしょうか。実は、レースのスタート直後――。
実況「おっと!10番のホウロクダマが落馬、競走中止。もう1頭、7番のマラニーノも落馬、競走中止です」
2頭の騎手が落馬。その後、1頭がコースを逆走してしまったのです。主催元の千葉県競馬組合によると、落馬後の馬が逆走するのは稀なケースだということです。