歓迎も実は迷惑?イルカが6か月同じ場所に
鳥取と島根の沖合で目撃されたのは「イルカ」です。時折みせる頭と背びれ。2頭のイルカが仲良く気持ちよさそうに泳いでいます。
地元の住民「珍しいですよね。水族館でしか見たことないから」
釣り人「結構泳いでいるよ。もう去年からだね」
イルカの姿が確認されるようになったのは去年の11月頃から。6か月間も同じ場所で目撃情報が続いていて、長期にわたって留まっているというのです。専門家は。
三島有紀海獣展示課長「2か月ほどずっと同じ場所に滞在したりということは聞いたことがあるんですが、こんなに長くいるというのは初めて聞きました」
イルカが同じ場所に長期間滞在するのは珍しい現象だといいます。地元の住民を喜ばせる一方で、ある心配が。
釣り人「漁師さんにとっちゃいけんと思うよ。(イルカが)魚を取るだの食べるだの」
イルカがいると周辺の魚が逃げたり、魚の警戒心を高めたりして、漁業に影響を及ぼす可能性があるといいます。2頭のイルカはいつまでこの場所にいつくのでしょうか。