九州南部で梅雨入り 早くも長雨の季節に
11日午後、気象庁は「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。昨年・平年より共に19日早い梅雨入りで、1951年の統計開始以来2番目に早い梅雨入りとなりました。
11日午後、気象庁は、九州南部は前線の影響で曇りや雨となっており、向こう1週間も雨の日が多くなることから「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
昨年・平年より共に19日早く、1956年の5月1日に次ぐ、統計開始以来2番目に早い梅雨入りとなりました。
梅雨は季節現象であり、その入りや明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。この梅雨入りの発表は速報値であるため、秋に再検討され、見直されることがあります。
■梅雨入り早々大雨のおそれも
梅雨前線は12日にかけてさらに北上し、この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風などのおそれがあるほか、激しい雨が降り、大雨となるおそれもありますので、注意が必要です。