【天気】関東以西は晴れ、九州南部などで雨
■全国の13日(木)の天気
梅雨前線が北上し、関東以西は雲の多い天気となりました。中でも関東南部と奄美地方は雨のところが多くなっています。また北海道も弱い前線帯の影響で、すっきりしない天気となりました。
一方、太平洋高気圧が勢力を強めてきている沖縄では、強い日差しが照りつけ、先島諸島を中心に真夏日となりました。波照間島では31.4℃まで上がり、今年全国で一番の暑さとなりました。
13日(木)の最高気温*15時まで()内は前日差と季節感
札幌 16.5℃(-1 平年並み)
青森 15.7℃(-3 4月下旬)
仙台 22.1℃(+4 6月中旬)
新潟 26.0℃(+6 7月上旬)
東京都心 18.2℃(-3 4月中旬)
名古屋 26.7℃(+5 6月上旬)
大阪 26.6℃(+5 6月上旬)
広島 24.7℃(+4 平年並み)
高知 23.5℃(+3 平年並み)
福岡 26.4℃(+6 6月上旬)
■関東の13日の天気
南海上に北上した梅雨前線の影響で曇雨天となり、気温も上がらずに、肌寒い一日となりました。東京都心は最高気温が18.2℃ですが、これは日付が変わった未明に出た気温で、日中は16℃台で推移しました。もしこのまま13日の最高気温が18.2℃ならば、GW以降、最も肌寒い一日ということになります。
ただ雨雲は13日夜には抜けて、次第に雨のやむところが多くなりそうです。
13日の最高気温*15時まで()内は前日差と季節感
東京都心 18.2℃(-3 4月中旬)
横浜 17.7℃(-3 4月上旬)
千葉 19.2℃(-2 4月下旬)
熊谷 19.5℃(-3 4月中旬)
前橋 19.6℃(-2 4月中旬)
宇都宮 18.3℃(-3 4月中旬)
水戸 19.0℃(±0 4月下旬)
■全国の14日(金)の天気
ポイント:関東以西は貴重な晴天、気温上昇、真夏日のところも、九州南部と奄美は激しい雨も、北海道も不安定
雨を降らせた低気圧が東へ抜けるとともに梅雨前線も南の海上に下がる予想で、本州付近は晴れて気温の上がるところが多くなるでしょう。30℃以上の真夏日のところもありそうです。気象庁の予報地点では、名古屋、岐阜、飯田、四日市で30℃の真夏日予想です(沖縄はのぞく)。
また週末以降はぐずついた天気が予想されるため、貴重な晴天となりそうです。
一方、梅雨前線が停滞する九州南部や奄美地方は梅雨空が続き、激しい雨の降るところがあるでしょう。さらに北海道も上空の寒気の影響で不安定な天気となり、にわか雨や雷雨が予想されていますので、天気の急変に要注意です。
14日の予想最低気温()内は前日差と季節感
札幌 9℃(±0 5月下旬)
青森 10℃(+2 5月下旬)
仙台 13℃(±0 5月下旬)
新潟 14℃(-1 5月下旬)
東京都心 15℃(+1 5月下旬)
名古屋 16℃(+1 5月下旬)
大阪 18℃(+2 6月上旬)
広島 17℃(±0 6月上旬)
高知 18℃(+1 6月上旬)
福岡 19℃(+1 6月上旬)
14日の予想最高気温()内は前日差と季節感
札幌 20℃(+4 6月上旬)
青森 20℃(+3 5月下旬)
仙台 25℃(+3 7月中旬)
新潟 22℃(-4 5月下旬)
東京都心 28℃(+10 7月上旬)
名古屋 30℃(+3 7月上旬)
大阪 27℃(±0 6月上旬)
広島 26℃(+1 6月上旬)
高知 24℃(+1 5月上旬)
福岡 26℃(±0 6月上旬)
■関東の14日の天気
ポイント:濃霧に注意、日差し復活、真夏日のところも?
雨上がりの14日朝は濃い霧が発生する可能性があります。東京をはじめ、濃霧注意報が出されていますので、車の運転などに注意が必要です。
一方、日中は霧が晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。肌寒かった13日より大幅に高くなり、各地で夏日となるのはもちろん、内陸では30℃以上の真夏日のところが出るかもしれません。
コンピュータの予想では、群馬県や埼玉県で、30℃以上まで上がる予想です。東京都心は28.5℃以上で今年一番となります。
14日の予想最低気温()内は前日差と季節感
東京都心 15℃(+1 5月下旬)
横浜 16℃(+1 5月下旬)
千葉 16℃(±0 5月下旬)
熊谷 14℃(-1 5月下旬)
前橋 14℃(-1 5月下旬)
宇都宮 13℃(-1 5月下旬)
水戸 13℃(+1 5月下旬)
14日の予想最高気温()内は前日差と季節感
東京都心 28℃(+10 7月上旬)
横浜 26℃(+8 6月下旬)
千葉 26℃(+7 6月下旬)
熊谷 29℃(+10 7月上旬)
前橋 29℃(+9 7月中旬)
宇都宮 28℃(+10 7月中旬)
水戸 25℃(+6 6月下旬)
【週末は続々と記録的に早い梅雨入りも?】
11日(火)は九州南部で平年より19日も早く、統計史上2番目に早い梅雨入りが発表されました。
今後の気圧配置(太平洋高気圧や梅雨前線、南西モンスーンなど)を見る限り、週末以降は本州付近でまるで6月から7月の梅雨本番を思わせるような気圧配置が続く予想です。このため、九州南部以外の西日本でも梅雨入りの発表があってもおかしくない状況です。
関東甲信地方も週末以降はぐっと晴れる日が少なくなり、梅雨を思わせるような天気となりそうです。梅雨入りするしないにかかわらず、週末以降は、西日本を中心に、梅雨本番を思わせるような大雨が始まってもおかしくありませんので、今年は例年以上に早く、大雨への備え、心構えが必要となりそうです。
13日に発表された1か月予報でも、多雨傾向が鮮明となっています。
■1か月予報
最新の1か月予報が発表されました。西日本を中心に、高温多雨、そして日照不足の傾向が鮮明となっており、南からの暖湿流の影響をとても受けやすい予想となっています。逆に太平洋高気圧に覆われる沖縄、奄美では夏空の広がる日が多い予想です。