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“密封パック”“味変する抹茶餡”味も見た目も新しい「進化形だんご」とは?

2023年3月29日 13:54
“密封パック”“味変する抹茶餡”味も見た目も新しい「進化形だんご」とは?

桜が見頃の春は、だんごの材料となる上新粉が1年で最も生産される季節なのをご存じですか。実は月見だんごなどがある9月や10月よりも多く生産されているんです。こうした中、これまでと違った売り方や、味・見た目も新しい進化系のおだんごが登場していました。米澤かおりキャスターの取材です。

まず向かったのは、JR山手線の高架下にある日比谷オクロジ。こちらにあるお店、和菓子 楚々で見つけた進化系だんごは、4月中旬まで販売する予定のデザイン性にこだわった桜あんだんご。値段は280円です。普通の和菓子のパック売りとは違い、1本1本が密封されたパッケージに入っているんです。蓋を開けてみると…。

米澤かおりキャスター
「桜のいい香り。もちもちのだんごに、桜あんの優しい甘さ。塩漬けの桜の絶妙な相性。桜を見ながらのおだんごは、最高ですね」

定番のみたらしやのり醤油をはじめ、くるみ味噌、黒ごまなど様々な味が個包装されたこちらのだんご。この独特の売り方が話題となり、渋谷にも2号店を出しています。

和菓子 楚々 安藤成子さん
「和菓子より洋菓子に流れてしまいがち。(和菓子に)デザイン性をもたせ若い方にも楽しんでほしい」

続いて、東京の浅草で見つけた進化形だんごは…。

米澤かおりキャスター
「抹茶の色がグラデーションになっていますよ」

壽々喜園 浅草本店の4種の抹茶餡だんご、煎茶もついて500円です。実は4粒のだんごの上には、濃さの違う抹茶餡がのっているんです。食べ進めるほど味が濃くなっていくそうで…。

米澤かおりキャスター
「濃いし苦いけど、なめらかでおいしい。段階的に味わえるので違いが楽しい」

実はこちらのお店は、創業175年のお茶の卸売業者直営店。コロナ禍でお客さんが減るなか、抹茶の魅力をもっと知って欲しいと新たな発想でこのおだんごを始めました。

お花見シーズンのこの時期は限定で桜餡がのったおだんごも、煎茶付きで500円で販売しているんです。

米澤かおりキャスター
「抹茶のほろ苦さと桜あんの優しい甘さがピッタリ。日本の春は最高」

壽々喜園 浅草本店店長 加藤 春香さん
「今年に入って海外のお客様が戻ってきてる。桜のおだんごと一緒に花見をしてほしい」

皆さんも進化しているおだんごを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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