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パプアニューギニアの火山で大規模噴火 日本への津波調査中

2023年11月20日 20:50
パプアニューギニアの火山で大規模噴火 日本への津波調査中
「提供:気象庁」

気象庁によりますと、日本時間の20日午後3時半ごろ、パプアニューギニアにあるウラウン火山で大規模な噴火が発生し、噴煙がおよそ1万5000メートルの高さまであがったということです。

この噴火を受けて、気象庁は日本への津波の影響について調べていますが、午後6時40分までに国内外の検潮所では、目立った潮位変化は観測されていないということです。

また、気象衛星ひまわりの画像でも、噴火に伴う気圧波による変化はみられていないということですが、気象庁は今後の情報に注意してほしいと呼びかけています。

2022年1月には、南太平洋のトンガの海底火山で大規模な噴火が発生しましたが、この時は、気圧波によって大きな海面変動が生じ、日本の沿岸では1メートルを超える津波が観測されました。

このため、気象庁は、噴煙の高さが1万5000メートル以上に達する大規模な噴火が発生した場合、津波発生の可能性について情報を発表することにしています。

画像提供:気象庁

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