９都道府県に出されている緊急事態宣言が来月２０日まで延長されたことなどを受け、全国知事会は２９日、国に対する提言案の取りまとめを行っています。

２９日に開かれた全国知事会では、９都道府県への緊急事態宣言が来月２０日まで延長されたことなどを受け、オンラインで意見を交わしています。参加した知事からは、感染力が強いとされるインド株をはじめとした変異株への対策強化を求める声が相次ぎました。

京都府・西脇隆俊知事「インド株などの変異株は感染拡大前に各自治体で予兆を捉え抑え込む必要がある」

岡山県・伊原木隆太知事「インド株の流行の波は絶対につくらないということを強く国にお願いしたい」

国に対する提言案では、変異株が流行している国や地域からの入国に関する水際対策の強化や、全国で速やかに希望者が接種できるよう適切にワクチンを配分することなどを求めています。