変異株 新たに13の国・地域水際対策強化
新型コロナウイルスの変異株の流行拡大を受け、政府はヨーロッパを中心に新たに13の国と地域を対象に5日から水際対策を強化しました。
水際対策が強化されたのは、イタリア、フランス、ドイツ、アラブ首長国連邦、ブラジルなど13の国と地域から帰国や入国する人です。政府はこれまで、イギリスや南アフリカなど変異株が流行する5つの国と地域を対象に水際対策を強化していましたが、5日からこの対象を拡大したものです。
これらの国からの帰国者などについては、指定された宿泊施設で待機を求め入国3日後のPCR再検査を実施。陰性でも14日間の残り期間は自宅待機などを求めます。
世界的な変異株の拡大を受け、水際対策を強化したもので、感染の急拡大が懸念される国内での変異株蔓延を防ぎたい考えです。