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「3年以上続く地震活動の1つ」石川で震度5強…当面の間注意を 気象庁

2024年6月3日 9:55
「3年以上続く地震活動の1つ」石川で震度5強…当面の間注意を 気象庁

3日朝6時半頃、石川県能登地方で震度5強を観測する強い地震がありました。能登地方では元日にも震度7の地震がおきていますが、気象庁は今回の地震も3年以上続く地震活動の1つで、今後も当面の間、地震活動が続く可能性があるとして注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、3日午前6時31分ごろの地震では、石川県輪島市と珠洲市で震度5強、能登町で震度5弱の強い揺れを観測しました。

この地震の震源は能登地方で、地震の規模を示すマグニチュードは5.9、震源の深さは10キロでした。

この地震で若干の海面変動が予想されていますが、被害の心配は無いということです。

気象庁は午前8時半から会見を開いて、今後1週間程度特に今後2~3日は、最大震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけました。

また揺れの強かった地域では地盤が緩んでいるため、落石や崖崩れなどの危険が増しているとして、今後の地震や雨に注意してほしいとしています。

能登半島では、3年以上前から地震活動が活発になり、今年の元日にも震度7を観測する大地震が発生しています。気象庁は今回の地震も一連の活動の1つとみていて、今後も当面の間、地震活動が続く可能性があるとして、注意を呼びかけています。