上空に寒気が流れ込んでいる影響で、１６日も広い範囲で大気の状態が不安定となっており、局地的に激しい雨が降っています。

上空の寒気の影響で、関東地方では雲が急発達し、局地的に激しい雨が降りました。短い時間に集中的に降る土砂降りの雨で、各地で道路が冠水したほか、東京の練馬では、１時間に４４．５ミリの激しい雨を観測しました。

都内を流れる妙正寺川では一気に増水し、一時、氾濫危険情報が発表されました。

一方、梅雨前線が停滞している鹿児島の十島村では、１６日未明、１時間に１２０ミリ以上の猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。１６日夜遅くにかけて、北日本や東日本を中心に土砂災害や低地の浸水などに警戒が必要です。