世界初! 鉄道車両が「ご神体」の神社建立
茨城県のローカル線の終着駅にある“意外なもの”をご神体にした神社が誕生しました。
厳かに執り行われる神事。その場所は…鉄道の車内です。
茨城県に19日、世界で初めてという鉄道車両をご神体とした「ひたちなか開運鐵道神社」が建立されました。鉄道車両をまつった神社らしく、鳥居もレールでできています。
このご神体は「ひたちなか海浜鉄道」などでおよそ半世紀活躍した「キハ222」というディーゼルカー。6年前に引退し、終点の阿字ヶ浦駅に留め置かれていた車両を地元の活性化にいかせないかと鉄道ファンの有志らがクラウドファンディングを行うと460万円以上が集まりました。修繕や塗装を施し、ご神体となったのです。
今後は、ご神体をかたどったお守りの販売なども予定しているということです。