モデルナ接種後に死亡 因果関係は今後評価
新型コロナウイルスのワクチンの副反応について検討する厚生労働省の部会で、モデルナ製ワクチンの接種後、死亡したケースが初めて1人報告されました。
厚労省によりますと、18日までに、モデルナ製のワクチンを接種した人の中で、接種後に94歳の男性1人が死亡したとの報告がありました。モデルナ製の接種後での死亡報告は初めてです。
死因はくも膜下出血で、今後、専門家が接種との因果関係を評価します。
また、今月13日までにモデルナ製がおよそ44万回接種された中、重いアレルギー症状であるアナフィラキシーとして医療機関から報告があったのは4件ですが、このうち国際基準で当てはまるものはありませんでした。
専門家部会は、「接種体制に影響を与える懸念はない」との見解を示しています。