モデルナ製とアストラ製 正式に特例承認
アメリカのモデルナ社とイギリスのアストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働相は、正式に特例承認しました。
厚労省の専門家部会が20日、承認して差し支えないと判断したモデルナとアストラゼネカのワクチンについて、田村厚労相は、国内での製造販売を正式に特例承認しました。モデルナ社製については、24日から始まる東京と大阪の大規模接種で使われることになります。
一方、アストラゼネカ社製について、厚労省は、当面、接種を見送り、海外などの状況をみながら、対象年齢などを引き続き慎重に検討することを専門家部会に提案し、認められました。アストラゼネカのワクチンを巡っては、接種後、極めてまれに血栓症が生じると報告されています。
国内では当面、既に接種が進んでいるファイザー社製に加え、モデルナ社製が使われることになります。