「副反応」に備えて…“解熱鎮痛薬”品薄
新型コロナウイルスワクチンの副反応に備え、解熱鎮痛薬を買い求める客が増え、品薄になっています。実際に接種した人に聞くと、発熱や頭痛、腕が上がらないといった副反応がありました。一方、職域接種の受け付けが突然休止され、戸惑いの声が上がります。
■副反応が心配で…解熱鎮痛薬が品薄
25日夜、東京・渋谷区のドラッグストアを訪ねると、解熱鎮痛薬が軒並み売り切れとなっていました。
東京・調布市の薬局では、薬を買い求める女性に出会いました。店長が「熱にも痛みにも効きます。(接種前に)事前に飲む必要ないですからね」と説明しました。
女性は「コロナワクチンの予約が取れたので、発熱した時のために念のために買っておこうと思いまして。発熱がちょっと心配なので」と話しました。
「非常に売れていて、品薄なんですね。全然入ってこないんです」と店長。接種後の副反応に備えて求める人が多く、買える数を制限しているものもあります。
■副反応の実際は…リスクとメリット
副反応について、街の人に聞きました。
5月に接種した、医療系の大学に通う女性は「2回目は、発熱が(接種した)次の日1日ありました。最高38度くらいでした」と言います。
40代の会社員は、1回目の接種の後、頭痛と倦怠感と微熱に見舞われ、腕は途中までしか上がらなかったといいます。
一方、7月に職場で接種する20代の会社員女性は「副反応は怖いけど、リスクよりもメリットの方が強いっていうから」と話します。
■職場接種「駆け込み」申請も
こうした中、職域接種について河野ワクチン担当相は25日、「25日午後5時をもって一旦、新規の受け付けを休止をいたします」と会見で述べました。
24日に駆け込みで申請し、本登録に進めた会社があった一方で、申請が間に合わなかった企業もありました。
職域接種を希望する企業の代わりに申請する都内の会社では25日、申請を希望する会社と電話でやり取りをしていました。突然の締め切りに、準備が間に合わなかったといいます。
職域接種プログラム担当者
「仕方がないかなという気持ちもある半面、すでに申請しているところも、スケジュールが遅れてしまうんじゃないかという懸念がやっぱり(あります)」
河野大臣は、職域接種の受け付けを一時休止した理由について、必要なワクチンの量は確保できているものの、配送などに問題があるとしています。
(6月25日『news zero』より)