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聴取で何を話した?…安倍派幹部 裏金疑惑

2023年12月27日 5:56
聴取で何を話した?…安倍派幹部 裏金疑惑
自民党の派閥の政治資金をめぐる事件で、安倍派の松野博一前官房長官と高木毅前国対委員長らに対する東京地検特捜部の任意の事情聴取の内容が新たにわかりました。安倍派幹部らの説明は…

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安倍派“5人衆” 萩生田前政調会長(今月11日)
「捜査への影響などを避けるためにも現時点での詳細な説明は控えさせていただきたいと思います」

関係者によると、東京地検特捜部が新たに萩生田光一前政調会長からも任意で事情聴取したということです。

相次ぐ安倍派幹部への任意聴取。この中で幹部が説明している内容の一部が26日に新たにわかりました。

これまでの聴取で派閥の会計責任者は「収支報告書に記載しないといけないことはわかっていた」などと、不記載を認める供述をしていることがわかっていますが、その後の関係者への取材で、事務総長経験者である松野氏、現在の事務総長の高木氏、安倍派座長の塩谷氏の3人がいずれも特捜部の任意聴取に対し、派閥の会計責任者との共謀を否定する趣旨の説明をしたことが新たにわかりました。

特捜部は今後も議員から順次話を聞いていき、収支報告書の不記載についての議員の認識についてなどを確認していくものとみられます。

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26日夕方、岸田首相は講演の中で自民党の派閥の“政治とカネ”の問題について陳謝したうえで――

岸田首相
「少なくとも政治資金パーティーの資金の透明化を図っていく。これは必ずやらなければならないことだと思います」

党の信頼回復のため立ち上げる「新たな組織」で、来年の通常国会で議論できるようすすめると述べました。

野党は――

立憲民主党 安住国対委員長
「失礼ですけどやっぱり打ち上げ花火で終わってしまうんじゃないかなと。何をしたいのかよくわかりません」

(12月26日放送『news zero』より)