JR東 保守用車の絡む事故が相次ぐ 去年10月以降
去年10月以降に、JR東日本で、保守用車の絡む事故が、相次いで発生していることがわかりました。このうち1件では、作業員8人がケガをしたということです。
JR東日本によりますと、先月25日、横浜市のJR東海道貨物線の横浜羽沢・大船間のトンネル内で、通信ケーブルの設置作業中に、保守用車2台が、衝突したということです。
バック走行をしていた車両が停車中の車両にぶつかっていて、JR東日本は、ブレーキ操作が遅れたことが原因だとみていますが、衝突した車両の積載量は、規定の750キロを大幅に上回る1.4トンだったということです。
この事故で、作業員8人がケガをしていて、いずれも軽傷だということです。
またJR東日本では、このほか、去年10月以降、武蔵野線や常磐線などで、保守用車が絡む事故が4件、相次いで発生しいて、JR東日本は「原因に応じて対策を考え、再発防止を徹底していきたい」としています。