インド太平洋海上の治安維持 海保と米沿岸警備隊が署名式
海上保安庁とアメリカ沿岸警備隊が、インド太平洋の海上の治安維持などを目的に、より強固な連携をはかるための新たな文書への署名式が行われました。
海上保安庁の瀬口海上保安監とアメリカ沿岸警備隊の太平洋方面司令官マカリスター中将が、共同オペレーションや合同訓練、第三国への能力向上支援などの取り組みを強化するための新たな文書に署名しました。
1948年に海上保安庁が創設されてから、両者は緊密な協力関係を続けてきましたが、新たに、日米共同の取り組みを「サファイア」と名付け、今週末から海難救助や密輸漁船の取り締まりを想定した訓練に乗り出します。
瀬口海上保安監は、「この取り組みは法の支配を体現するもので、自由で開かれたインド太平洋の実現を目指す」としています。