熱海土石流 懸命な捜索活動続く【中継】
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流が発生して4日目。現在も懸命な捜索活動が行われている現地から最新情報を伝えてもらいます。
熱海市伊豆山地区の現場です。6日は午前6時から警察や消防などによる救助活動が再開され、まさに今も1100人態勢で行われています。
6日、現場では午前10時半に、生存率が急激に下がるとされる発生から72時間を迎えました。まさにちょうどその時、山の上の水が濁っていて二次災害の恐れがあるとして、救助活動が一時中断となる場面もみられました。活動はその後、再開されましたが、足場が悪く道も細いためなかなか重機が入れず、手作業による作業が行われています。
この土石流によりこれまでに4人の方がお亡くなりになっています。現時点で、6日に新たに救助した方の情報は入って来ておらず、現在までに連絡のつかない安否不明の方は29人だということです。懸命な救助活動が続けられる一方で、避難生活も続いています。熱海市の避難所では577人の方が避難生活を送られているということです。
避難されている方にお話をうかがったところ、多くの方が「いつまで続くのか」「いつ家に戻れるのか」といった不安を口にされ、4日目ということで疲労の色もみられました。
救助活動はこのあと午後6時まで行われ、7日も朝から行われるということです。