熱海土石流 避難生活の長期化で体調不良も
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流から6日目。懸命な捜索活動が行われている現地から最新情報をお伝えします。
発生から6日目となった8日は、朝から断続的に雨が降っていて、地面や土砂もぬかるんでいます。雨の影響もあり、濁った水が土砂の横を流れているところがあり、捜索が一時中断するなど、二次災害のリスクと隣り合わせの活動となっています。
8日の捜索では、新たに2人を発見し、その後、死亡が確認されました。亡くなった方は9人になりました。現時点で連絡が取れず、安否が分からない方は22人いらっしゃいます。
一方で、避難生活も長期化し、被災者の方にも疲れの色が見え始めています。避難所のホテルでは、体調不良などを訴え病院に搬送される人が、連日出ているということです。
また、断水などライフラインの停止も、一部の地域では依然続いています。捜索や復旧には、まだしばらく時間がかかりそうです。9日も、朝から捜索が行われる見通しです。