【天気】局地的に雷雨 冠水や土砂災害注意
【全国の14日(水)の天気】
北陸地方は朝から晴れた所が多く、気象庁は平年より9日早く、梅雨明けを発表しました。ただ、上空に寒気が居座っているうえに、日中は真夏日になった所が多く、西日本や東日本では大気の状態が不安定です。局地的に激しい雷雨となりました。
今年一番の暑さとなった大阪では天気が急変し、1時間に49.5ミリの激しい雨が降り、マンホールから水が噴き出したところもあったようです。一方、沖縄も局地的に猛烈な雨が降り、下地島で1時間に114.5ミリの雨量を観測しています。
■梅雨明け(北陸地方)
平年より9日早い、昨年より18日早い
■1時間雨量(14日の最大値)
下地島(沖縄) 114.5ミリ(史上1位)
船戸(高知) 75.5ミリ(7月1位)
魚沼市小出(新潟) 51.0ミリ
大阪 49.5ミリ
■14日(水)の最高気温
札幌 29.7℃(真夏以上、前日と同じ)
仙台 25.8℃(7月上旬、前日より3℃低い)
東京 28.8℃(7月上旬、前日と同じ)
名古屋 30.7℃(7月中旬、前日より3℃低い)
大阪 33.0℃(7月下旬、前日より1℃高い)★今年最高
福岡 34.6℃(真夏以上、前日より1℃高い)★今年最高
那覇 32.7℃(真夏以上、前日と同じ)
【関東の14日(水)の天気】
梅雨前線の活動は弱まりながらも関東南岸に停滞しており、関東では時折、日差しがあったものの、大気の不安定な状態が続き、山沿いを中心にあちらこちらで、一時、強い雨が降った所がありました。
【全国の15日(木)の天気】
上空の寒気はまだ居座るため、15日(木)も東北地方から西日本で大気が不安定です。山沿いを中心に、局地的に雷を伴い激しい雨が降るでしょう。上空の風が弱いため、発達した雨雲が同じ位置にとどまるおそれがあり、非常に激しい雨による冠水や土砂災害などに注意が必要です。
■15日(木)夕方までの予想雨量
中国 120ミリ
東海、九州北部 100ミリ
関東甲信、北陸、近畿、四国 80ミリ
■予想最低気温(15日)
札幌 18℃(7月中旬、前日と同じ)
仙台 21℃(7月下旬、前日より1℃低い)
東京 22℃(7月中旬、前日より1℃低い)
名古屋 24℃(7月下旬、前日と同じ)
大阪 24℃(7月上旬、前日より1℃低い)
福岡 26℃(8月上旬、前日と同じ)
那覇 27℃(7月中旬、前日より1℃低い)
■予想最高気温(15日)
札幌 31℃(真夏並み、前日より1℃高い)
仙台 26℃(7月中旬、前日と同じ)
東京 30℃(7月中旬、前日より1℃高い)
名古屋 29℃(6月下旬、前日より2℃低い)
大阪 31℃(7月上旬、前日より2℃低い)
福岡 34℃(真夏並み、前日より1℃低い)
那覇 33℃(真夏並み、前日と同じ)
【関東の15日(木)の天気】
梅雨前線の活動は弱まり、予想天気図では消えますが、寒気の影響は残り、15日(木)も変わりやすい天気が続くでしょう。日中は日差しもありますが、所々でにわか雨。山沿いが中心とみられますが、平地でも急な強い雨に注意が必要です。気温はほぼ平年並みで、日中の最高気温は30℃前後の予想です。
■予想最低気温(15日)
東京 22℃(7月中旬、前日より1℃低い)
水戸 22℃(7月下旬、前日より1℃高い)
前橋 22℃(7月中旬、前日と同じ)
熊谷 22℃(7月中旬、前日より1℃低い)
千葉 22℃(7月上旬、前日より1℃低い)
■予想最高気温(15日)
東京 30℃(7月中旬、前日より1℃高い)
水戸 28℃(7月中旬、前日と同じ)
前橋 30℃(7月中旬、前日と同じ)
熊谷 30℃(7月上旬、前日と同じ)
千葉 30℃(7月下旬、前日と同じ)
【週間予報】
16日(金)以降は上空の寒気も抜けて、天気は次第に安定するでしょう。16日(金)か17日(土)には近畿や東海、関東甲信でも梅雨明けとなる可能性があります。ただ、四国には湿った空気が流れ込みやすく、18日(日)頃まで雨が降りやすい見込みです。