【天気】関東など夏空 東北内陸は猛暑に
関東から北日本は、夏の高気圧に覆われるでしょう。関東甲信や東北では梅雨明けとなりそうです。東北の内陸では気温が上がり、この夏はじめての猛暑日のところもあるでしょう。
梅雨前線の活動は弱まり、関東から北日本は夏の高気圧に覆われています。関東や東北では夏空が広がり、梅雨明けとなりそうです。一方、東海から西日本では、引き続き大気の状態が不安定です。太平洋側を中心に非常に激しい雨のところがあるでしょう。
●紀伊半島で16日未明に激しい雨
湿った南東の風の影響で、紀伊半島で激しい雨となりました。三重県の尾鷲では、1時間に43.5ミリ、御浜では37.5ミリ、熊野新鹿では32.5ミリの激しい雨を観測しました。
●東海~西日本では不安定継続
16日は、東海~西日本で大気の不安定な状況が続くでしょう。
三重県南部や和歌山県南部、高知県では、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨のところがありそうです。17日朝までの24時間雨量は、三重県で100ミリ、徳島県で150ミリ、高知県では200ミリに達するところがあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒してください。
四国太平洋側の雨は、なお17日の日中も降り続きそうです。
●全国天気(16日)梅雨明けの地方も
北海道や東北は晴れるでしょう。関東も夏空が広がる見込みです。東北、関東甲信などでは「梅雨明け」が発表される可能性があります。一方、東海から西日本は、太平洋側を中心に、雨や雷雨となるでしょう。
●全国気温(16日)北日本も熱中症に警戒
北海道から沖縄にかけて、多くの地点で真夏日となるでしょう。湿気の多い状況で気温が上がり、蒸し暑くなりそうです。特に東北地方の内陸では、猛暑日のところもあるでしょう。
【予想最高気温、前日差、季節感覚】
旭川 33℃(±0)真夏
札幌 31℃(+1)真夏
山形 35℃(+3)猛暑
福島 36℃(+4)猛暑
仙台 30℃(+4)真夏
東京 33℃(+2)真夏
名古屋 32℃(+3)7月下旬
大阪 32℃(+1)平年並み
福岡 32℃(-2)7月下旬
●厳しい暑さが続く
17日も全国の広い範囲で真夏日になるでしょう。関東甲信や東北では内陸を中心に猛暑日のところもありそうです。体温を超える危険な暑さに警戒が必要です。