消息絶った陸自ヘリ ヘルメット発見も新たな手がかり見つからず…24時間態勢の捜索続く
沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故から6日目の11日も、行方不明となっている10人の捜索が続いていますが、依然、発見に至っていません。
この事故は今月6日午後、宮古島の基地を離陸した陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶ったものです。
現場の海域では11日も、海上保安庁の巡視船2隻に加え、自衛隊の艦艇3隻や航空機6機が捜索にあたっているほか、陸上での捜索にも自衛隊員290人が投入されています。また、現場に近い伊良部島の漁師も、漁船12隻で10日よりも範囲を広げて捜索しているということです。
9日、伊良部島沖合では行方不明の隊員のヘルメット1個が見つかりましたが、その後、新たな手がかりは見つかっておらず、24時間態勢での捜索が続いています。